京田辺市議会 > 2007-06-15 >
06月15日-04号

  • "未遂事件"(/)
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  1. 京田辺市議会 2007-06-15
    06月15日-04号


    取得元: 京田辺市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-26
    平成19年  6月 定例会(第2回)          平成19年第2回京田辺市議会定例会会議録                 (第4号)会議年月日  平成19年6月15日会議の場所  京田辺市議会 議場開議散会日時及び宣告  開議      平成19年6月15日 午前10時00分  散会      平成19年6月15日 午後2時19分  宣告者     開議散会共 議長 上田 登出席、欠席議員及び欠員  出席      20名  欠席       1名  欠員       0名              凡例   ◯ 出席を示す                   ▲ 欠席を示す議席番号   氏名         出席等の別  1   河本隆志         ◯  2   米澤修司         ◯  3   増富理津子        ◯  4   水野恭子         ▲  5   鈴木康夫         ◯  6   奥西伊佐男        ◯  7   小林喜代司        ◯  8   奥村良太         ◯  9   喜多 進         ◯ 10   南部登志子        ◯ 11   櫻井立志         ◯ 12   河田美穂         ◯ 13   塩貝建夫         ◯ 14   井上 薫         ◯ 15   市田 博         ◯ 16   松村博司         ◯ 17   喜多英男         ◯ 18   次田典子         ◯ 19   山下勝一         ◯ 20   井上 公         ◯ 21   上田 登         ◯会議録署名議員  3番  増富理津子 11番  櫻井立志職務のため議場に出席した者の職氏名  議会事務局長          山本邦彦  議会事務局次長         木元 稔  議会事務局主任         藤井秀規  議会事務局主事         平岡孝章地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長              石井明三市長より説明のため委任され出席した者の職氏名  副市長             廣野 信  総務部長            金辻美津枝  市民部長            河村晴行  保健福祉部長          小林政男  建設部長            森本 茂  建設部技監           吉田元彦  経済環境部長          落合孝義  会計管理者           中川正章  水道部長            猪熊 保(併任)  市長公室長           岡本和雄  安心まちづくり室                  中澤晴治  危機管理監  安心まちづくり室長       中澤晴治(兼務)  総務部次長           林 恒夫  市民部次長           太田長和  保健福祉部次長         石田義樹  建設部次長           山本 徹  経済環境部次長         安岡隆司  出納室長            中川正章(兼務)市長より説明のために嘱託され出席した者の職氏名  水道事業管理者         木村輝夫  水道部長            猪熊 保  消防長             藤本憲三  消防次長            園田正博教育委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  委員長職務代理         小田壽樹  教育長             村田新之昇  教育部長            木元一志  教育部次長           小山順義選挙管理委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  選挙管理委員会事務局長     金辻美津枝公平委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  公平委員会事務局長       小山孝夫農業委員会会長より説明のため委任され出席した者の職氏名  農業委員会事務局長       落合孝義代表監査委員より説明のため委任され出席した者の職氏名  監査委員事務局長        小山孝夫固定資産評価審査委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  固定資産評価審査委員会                  小山孝夫  事務局長会議に付した事件  1、開議宣告  2、議事日程の報告  3、会議録署名議員の指名  4、一般質問(小林喜代司)  5、一般質問(南部登志子)  6、休憩  7、一般質問(河本隆志)  8、散会宣告会議の経過別紙のとおり---------------------------------------                              <議事日程第4号>         平成19年第2回京田辺市議会定例会議事日程                          平成19年6月15日(金)                          午前10時00分開議◯開議宣告(会議規則第11条第1項)◯議事日程の報告(会議規則第20条)日程第1、会議録署名議員の指名(会議規則第81条)  番            番          日程第2、一般質問(1)小林喜代司(一新会)(2)南部登志子(緑政会)(3)河本隆志(民主党議員団)--------------------------------------- ○上田登議長 おはようございます。ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。 ○上田登議長 それでは日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は会議規則第81条の規定により議長から3番、増富理津子議員、11番、櫻井立志議員を指名いたします。 ○上田登議長 次に、日程第2、一般質問を行います。 本日、通告順位6番、水野恭子議員の質問を予定していましたが、都合により欠席の連絡があり、順位を変更していただきたいとの申し出がありました。よって、議会運営の申し合わせにより、一般質問の最終順位に繰り下げます。 それでは、通告順位5番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 おはようございます。一新会の小林喜代司でございます。私は今回、大きな質問を2点させていただきますが、いずれも多くの市民の方々の強い要望である事柄でありますので、理事者のご回答をよろしくお願いをしたいと思っております。 まず1点目は、山手幹線開通後の府道八幡木津線の大型車両の通行規制につきましてお伺いいたします。 ご承知のとおり京都府南部地域の主要幹線道路として、また府道八幡木津線にかわる主要地方道として工事が続けられております。山手幹線につきましては現在、薪地区で鋭意工事が進められているこの工事は、平成20年に完成の予定と伺っております。この工事の完成によりまして、山手幹線は北は八幡市から南は本市の多々羅地区の府道生駒井手線まで開通することになります。現在、府道八幡木津線では道路の幅員も走行車両から考えますと狭小でございまして、通行する自動車も非常に多く、また通学・通園道路でもございますので、非常に多くの市民の方が大きな車の間を避けるようにして通っておられることも、皆さんよくご存じのことと思っております。 京都府土木建築部が発行されました平成17年度全国道路交通情勢調査によります一般交通量調査報告書によりますと、本市の薪堂ノ後、これは府道八幡木津線市道薪新田辺線との交差点から少し南の方にある拠点でございますけども、12時間の交通量の結果でございますけれども、歩行者が21人、自転車が106台、動力つき二輪車、オートバイ、バイクでございますけれども591台、乗用車が5,955台、バスが161台、小型貨物自動車が2,446台、普通貨物自動車が1,004台、大型車が1,165台と伺っております。合計いたしますと、1万2,731台の通行量でございます。 また、大型車の混入率でございますけども、10.1%でございまして、10台に1台が大型車となっております。12時間で1万2,731台が通りまして、うち10%が大型車の走行となっております。また、本市の興戸東垣内10番地、これは田辺警察から少し南に行ったところでございますけれども、同じく12時間の調査がありました。歩行者が497人、自転車類が1,261台、動力つき二輪車、これはバイク、オートバイでございますけども802台、乗用車が8,755台、バスが135台、小型自動車2,567台、普通貨物自動車954台、大型車1,089台であります。自動車の分類だけ合計いたしますと1万2,411台、これだけの車が通っておりまして、大型車の混入率は8.8%であります。 また、平成16年11月7日に国土交通省が実施されました京阪地区交通量調査と並行いたしまして、本市が第二京阪道路開通後の資料にするために実施されました調査によりますと、これは田辺本町の交差点でございます。府道八幡木津線と旧307号線、市道薪草内線との交差点の調査でございますけれども、これは午前7時から午後7時までの12時間の調査であります。北方向、つまり八幡方向から本町交差点に進入する車類、自動車類、自動車類という分類になっておりましたのでこのように申し上げます、八幡方面から本町交差点に入ってくる車が5,426台であります。また、本町交差点から八幡方面に向かう自動車類が4,860台であります。つまり、本町交差点から北側の方向に通行する車両の断面交通量は1万286台であります。 また、本町交差点から南、興戸方面に向かう自動車類が6,754台で、興戸方面から本町交差点に進入いたします自動車類が6,579台であります。合計いたしますと、本町交差点の南側の断面交通量が1万3,333台となります。それに加えまして、西側、つまり一休ケ丘方面から本町交差点に進入いたします自動車類が同交差点からまた一休ケ丘方面に向かいます自動車類が5,851台であります。また、本町交差点から新田辺方面に自動車類が、また、新田辺から本町交差点に進入いたします自動車類の合計が5,290台であります。総合計いたしますと、本町交差点を通過する自動車類の通行量は3万4,760台となります。12時間でこれだけ多くの車が通行いたしているわけでございます。 先ほど、特に危険であるから危ないと非常に多くの声が寄せられている本町交差点から南側、つまり興戸方面につきまして、車両別に見ましても午前7時から午後7時までの12時間で乗用車が8,686台、バスが160台、小型貨物自動車が3,094台、普通貨物車が1,393台、合計いたしますと1万3,333台であると申し上げましたが、このほかに二輪車が908台あります。したがいまして、1万3,333台の自動車類のうち、大型車の混入率は11.6%であります。非常に多くの大型車が通っているわけであります。 これを市民の要望の強い通学・通園時間であります午前8時から午前9時までの1時間に当てはめて見てみますと、乗用車が781台、バスが20台、小型貨物が211台、普通貨物自動車が123台、合計いたしますと1,135台でありまして、大型車の混入率は12.6%であります。そのほかに二輪車が98台あります。午前8時から午前9時までの通学・通園時間にこれだけ多くの車両が通過をいたしているわけでございます。この府道を多くの市民の方々、また田辺中学校田辺小学校田辺幼稚園、また同志社の学生さんや園児が通っておられるわけでございます。それだけこの道路は重要な道路であることも事実でありますが、せめて大型車の通行規制をしてほしいという声も大きく出ていることも事実でございます。 そこでお尋ねいたしますけれども、現在、規制は困難と思われておりますけれども、山手幹線が開通予定の平成20年までには関係者の意向を聞くなどいたしまして、せめて大型車両の通行規制を導入できるよう関係機関との協議を調えていただきたい、このように思いますがお伺いいたします。私は市民の安全を守るために必要な制限はやむを得ないと思っておりますが、市のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 続きまして、2点目のJR片町線(学研都市線)の輸送力増強と本市の対応についてお伺いいたします。 片町線の輸送力増強と整備に関する件につきましては、過去には再三要請もいたしまして、少しずつではありますけれど、当時の市長を始め関係者の皆さんのご努力によりまして実現しておりますことに、喜びの声が多くあることもご承知のことと思います。去る5月17日付の新聞各紙の報道によりますと、JR西日本では現在、京田辺駅で切り離し、連結をしているのをやめまして、7両編成で木津駅まで運行する、3年後の2010年3月末には完成する目標で取り組むとありました。これは市長を始め関係者の皆さんのご努力の結果と喜ばれておりますけれども、私はこの際、多くの市民の方々から要望が強く出ております松井山手駅始発と最終電車を京田辺駅までの延長を重ねて強く要望していただきたい、このように思っております。平成16年6月議会におきまして要請して以来、私はこの問題につきまして昨年12月議会にもこの延長問題につきましては要請してまいりました。 現在、京田辺着の最終電車は23時52分着の5710Mの区間快速であります。これより後に、京田辺行きで大阪から到着する電車は全くありません。この京田辺駅着の23時52分着、5710Mの区間快速の尼崎駅の出発は22時53分、10時53分であります。京橋駅が11時13分であります。すなわち、尼崎駅を午後10時53分、京橋駅を午後11時13分に出ます5710Mの区間快速に乗らなければ、京田辺駅へは直接帰ってこれないわけであります。したがいまして、この電車に乗られた方は、松井山手まで家族の方に迎えに来てもらうか、タクシーを利用しなければなりません。松井山手駅は夜12時ごろになりますと迎えの車が非常に多くなりまして、混雑する状況はご承知のことと思っております。この京田辺着の23時52分の5710Mの区間快速の後に3本の電車が松井山手駅にとまります。0時5分着の5710Mと0時23分着の4652Cと0時43分着の4656Cの3本あります。 また、反対に始発も同様であります。現在の京田辺駅の最も早い電車が5時49分発の区間快速西明石行き5729Cであります。この電車に乗りまして尼崎で乗りかえて、伊丹駅着が7時12分であります。大阪空港では早い飛行機には、重ねて言いますけども乗れないわけであります。結局、松井山手駅まで送ってもらうかタクシーなどを利用する必要があります。京田辺駅発5時49分発5729Cの電車の前に、松井山手行き発の電車が2本あります。5時5分発の4413Mと5時44分発の4425Mであります。この電車に乗れば、大阪空港の早い飛行機に乗れるわけでございます。現在、京田辺駅のホームは3線であります。うち2線は切り離しました3両の車両が2編成とめ置きしてありまして、あいている線は1線だけであります。この1線は保線、保守用の車両のためにあけておく必要があると伺っております。 ところが幸い、4線の土地とスペースは確保されておりますので、今後の京田辺木津間の7両編成化の工事にあわせまして、私は4線化を検討していただきまして、何としても始発、最終電車を京田辺駅までの延長を強くこの際要望していただきますようにお願いいたします。多くの市民の切なる願いをかなえていただきたい、努力を願いたい、このように思っております。JR西日本に対しましては、既に要望はしていただいていると思いますけども、これに対する今までの回答、経過を踏まえましてご答弁をお願いしたいと思っております。 また、もう1点、踏切の拡幅の件につきましてお伺いいたします。本市の道路整備につきましては関係者のご協力によりまして進めていただいておりますが、多くの市民の皆さん方から強い要望のあります踏切の問題があります。田辺の信楽街道踏切と興戸の第2和井田踏切の整備につきましても今回、輸送力増強工事にあわせまして要望して実現に近づけていく必要があると思いますが、今までの要望の経過を合わせまして、今後の対応につきましてお伺いいたします。以上で第1回目の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。     (挙手する者あり) ○上田登議長 中澤安心まちづくり室長。 ◎中澤安心まちづくり室長 一新会、小林喜代司議員の一般質問にお答えいたします。 山手幹線開通後の府道八幡木津線の大型車両の通行についてとJRの輸送力増強について、最終電車を京田辺までの延長をということでございますが、現在施工されております一休ケ丘薪畠地区間の山手幹線は平成20年度に完成する予定でございます。本工事が完成しますと、おのずと府道八幡木津線の交通量は緩和するものと予想されますが、大型車両の通行規制の要望につきましては完成後の状況を見る中で、その必要性について検討したいと考えております。 本市が加盟する片町線複線促進期成同盟会を通じ、JR西日本大阪支社に対し複線化や輸送力の増強及び夜間の時間帯の木津までの延長運行を毎年要望しており、本年も2月に要望したところです。また、5月25日には市長がJR西日本大阪支社に出向かれ、同趣旨の要望をされました。議員要望の、最終電車の京田辺までの延長に関しましては、木津までの延長運行の早期実現に向け引き続き要望活動を出します。     (挙手する者あり) ○上田登議長 森本建設部長。 ◎森本建設部長 小林喜代司議員の一般質問にお答えいたします。 信楽街道踏切と第2和井田踏切の拡張整備についてでございますが、JR片町線には市内に18カ所の踏切が存在しておりますが、ほとんどの踏切が歩道のない狭小な踏切でございます。ご質問の2カ所の踏切につきましては特に自動車交通量や歩行者の通行が多いため、早期に対応すべき踏切と位置づけまして以前からJRと協議を行っておりますが、議員もご案内のとおり踏切の統廃合等の問題がございまして、その協議が難航しているというのが現状でございます。今後につきましては、新たにJRから発表されました安全対策を含めた事業の協議の中で、踏切整備につきましても引き続きJRに要望もし、積極的に協議を進めてまいりたく考えております。以上でございます。     (挙手する者あり) ○上田登議長 小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 2点目の質問を再度お伺いいたします。 山手幹線開通後の府道八幡木津線の大型車の交通規制につきまして、一応答弁では開通後十分に検討したいということでございますけれども、山手幹線は平成20年3月に開通予定で取り組まれております。したがいまして、開通まで時間が余りないわけでございます。完成いたしましてから、交通量を調査してから検討しようということで、私は時間が遅過ぎないかと思っております。したがいまして、早急に関係者と今から協議をしていただく必要があるのではないかと思っております。 特に、薪の一休寺道からJR同志社前まで、大変危険な状況であることはご承知のとおりと思っております。そして、特に通過いたしております台数につきましても、先ほど申し上げましたので再度申し上げませんけれども、その中を田辺中学とか田辺小学校田辺幼稚園、また同志社の学生さんが通っておられるわけでございます。したがいまして、同志社の学生さんはマンション住まいが相当おられますので、私は余りわかりませんけれども、田辺中学、また田辺小学校田辺幼稚園の生徒さんが、センターラインを超えなければ大型車両が通れない危険な中を、どれだけ通っておられるのか把握しておられるはずでございますので、わかりましたらご答弁を願いたいと思います。     (挙手する者あり) ○上田登議長 木元教育部長。 ◎木元教育部長 小林喜代司議員の一般質問にお答えいたします。 現在、田辺中学校並びに田辺小学校田辺幼稚園に通っておる園児が、この部分について通学しておる生徒につきましては、中学校においては自転車、徒歩合わせて160名ほどということでございます。幼稚園につきましては3歳児から5歳児までで、合わせて42名と保護者ということで承知をしておりますし、田辺小学校につきましては興戸地域等から来られる170名余りというふうな形でこちらの方では数字的には把握をさせていただいております。以上でございます。     (挙手する者あり) ○上田登議長 小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 今報告いただきました、田辺小学校172名、そして幼稚園で42名、これは自転車で来られる方がほとんどだと思うんですけども、伺いました。そして、中学校では三山木校区、普賢寺校区からほとんどの方が田辺へ通っておられる、あの道を通っておられるということでございまして、非常に多くの方が通っておられるわけでございますけど、今は迂回路がございませんので、あのセンターラインをオーバーしなければ通れない狭い道を通っておられるわけでございます。 今後、山手幹線が開通したときには、何としても私はあの道を交通規制願いたいと、実はこのように思います。せめて薪新田辺線の交差点から同志社前まで、本当に狭い道でございまして、今、教育部長から答弁いただきましたあれだけの人数の方が学生だけでも実は通っておられるわけでございますので、私は何としても交通規制を願えんものだろうかという市民の願いを私はかなえてやりたい、このように思っております。したがいまして、交通規制はいろいろあると思います。一方通行にするのか、全面規制にするのか、そしてまた時間的に通学・通園時間だけ指定するのか、いろいろ私は方法があると思いますけども、その辺につきまして再度、私は理事者の考えを伺っておきたい、このように思っております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 廣野副市長。 ◎廣野副市長 八幡木津線の狭隘な部分は、確かに私も本町方面に時々歩いて行くことがございますが、うっかり、安心して歩けない、裏からすらないかというような危険を感じつつあるいている箇所も多々あるわけでございまして、そういった意味では何らかのそういう安全に通行できる措置というものが必要だろうというふうには思っているわけであります。ただ、交通規制を実現するためには交通の流れの全体的なことを考えておかないと、その流れそのものが安全かつ円滑に流れるかどうかということが重要であるというふうに思うわけであります。 したがいまして、山手幹線ができることによって、規制すればそれで、例えば八幡木津線そのものは安全になりますけれども、それが山手幹線の方に全部流れることによって、それが円滑な流れになるのかどうかということは、一定検証する必要があるというふうには思っております。しかし、今、議員ご指摘のように20年に山手幹線が開通してから、その実態を見てからというのでは遅いんじゃないかというご指摘もございますので、山手幹線開通後の交通流そのものも勘案しながら、早い段階から公安委員会とも相談をしてまいりたいと、このように考えております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 ありがとうございます。なるべく早く市民の安全、安心を私は確保してやっていただきたい、このように思っております。 それから、2点目のJRの輸送力の状況につきましてお伺いいたします。最終電車を京田辺駅まで延長してそれを始発にしてほしい、私は平成16年から実はお願いいたしております。なぜ、電車を1本増発するのがそんなに難しいんですか。京田辺駅着の最終電車であります23時52分の後の松井山手どまりが3本あると今申し上げました。すべて松井山手にとまっているのか。その車両は松井山手から次にどこへ行っているねんということがもしわかりましたら、私は今後のために聞いておきたい、このように思います。わからなければわからないで結構でございますので、ご答弁をお願いいたします。     (挙手する者あり) ○上田登議長 中澤安心まちづくり室長
    中澤安心まちづくり室長 大変申しわけないんですが、承知しておりません。     (挙手する者あり) ○上田登議長 小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 これがわからなければ、延長問題についてはなかなか理解願えないんですね。したがいまして、松井山手着の0時5分30秒着の5712M、これ、MとかCとかSとか申しますけども、Sは、これは京橋から往復いたしている電車のことをSがつくんです。Mは福知山線、宝塚線を通って入ってくるのにMがつきます。それで、Cは西明石から入ってくる、出たり入ったりでCがつきますので、若干その辺を含んで申し上げます。松井山手着の0時5分30秒着の5712Mの電車は、0時12分30秒発の長尾へ回送されます。一つ駅を戻すんです。長尾へ回送されます223Sになりまして、長尾駅で転線されまして側線に入ります。この電車が朝5時31分42秒長尾駅発の4419Mになるんです。つまり、松井山手駅から長尾駅までわざわざ回送するんです、電車を、一つ駅を下げまして。 2本目の0時23分着の松井山手どまりの電車の4652Cのこの電車は、0時29分発の回送の227Sになりまして、これは放出までわざわざ持って行くんですよ、これ。そして、放出の0時53分着でございまして、これは転線いたしまして入庫いたします。つまり、0時23分着の電車は放出まで無理に回送するんです。 そして、松井山手着の最終電車の0時43分着の4656Cの電車が、これが松井山手駅でとまるんです。これが朝、松井山手発の5時5分25秒発の4413Mとなるんです。これが松井山手発の一番早い電車になるんです。つまり、0時台に松井山手駅着の電車の3本のうち、2本はわざわざ回送するんです、放出と長尾へ。そして、とめ置きしているんです。どうしてそのうちの1本が田辺へ来ることができないのかと、盛んにこういうことをお願いするんですけども、状況をしっかり踏まえて、私はJRと交渉していただきたい、このように思います。 なぜ田辺へ来ないのかといいますと、京田辺駅で電車が3線しかありません。3線のうち2線は電車がとめ置きされております。といいますのが、2編成とまっております。1番線には23時8分着の奈良行きの5542Mの3両が1番線にとまっています。2番線には23時8分30秒着の木津行きの5540Mの後ろ3両がとまっています。残り1線があいておりますけども、これは保守点検用にあけておく必要が実はあります。したがいまして、京田辺駅まで最終を延長して、現在、松井山手から長尾、放出へ回送しております車両を田辺へ引っ張ってきたいと思いますと、もう1線どうしても必要になってまいります。したがいまして、どうしても4番線が必要になってまいります。したがいまして、私は、どうしてもJR、工事がかかりますので、何といたしましても京田辺に4番線の設置を願いたいと、私はこのように思っております。 それから、先ほど建設部長から信楽街道踏切、そしてまた第2和井田踏切整備につきましてわかっていると。しかし、踏切を広げる、統廃合ということがのってくると、実はこういうことも言われました。同じことなんですね、これも。したがいまして、踏切を、例えば広げようとなりますと、どこかの踏切を廃止してこい、そしたら踏切を広げたるわと、これがJRの言うことの常でありますけれども、それならば、その論法に立ちますと、私は田辺小学校の横の跨線橋、つくっていただきましたね、あれはどこの踏切を廃止してこられたのかと。また、三山木になりまして高架になりました。そして立派な踏切がなくなりましたけども、あの拡幅工事、高架によりましてどこの踏切が統廃合されたのかと、私は改めてJRに聞いていただきたい、実はこのように思います。 したがいまして、最初申し上げましたように、7両編成の工事が間もなく始まります。3年後に実は完成いたしまして、京田辺市にも編成のこととかホームの拡張のこととか、いろんなことが私は相談があると思います。したがいまして、JRともう一度過去のことを振り返っていただきまして、後送りにした案件がなかったなと私は思います。したがいまして、今、JRの京田辺駅、立派になりました。前市長、そしてまた関係者の方々によりまして立派な駅にしていただいたわけでございますけども、あの通路も自由連絡通路になっております。市の経費でエレベーター、エスカレーターを設置されまして、そしてまた管理も現在市でされております。したがいまして、JRに対しまして非常に多くの負担、表現は悪いですけども協力はされている、私はこのように思います。 したがいまして、今後7両編成が木津まで行く、そういうことが発表ありました。もっと我々はJRに協力するところは協力していただきまして、さらに過去にさかのぼってひもといていただきまして、後送りした案件がなかったかなというところからさかのぼってご検討願いまして、何としても片町線の4番線の線路の設置問題と第2和井田踏切、そして信楽街道踏切の問題につきましても市民の切なる要望でございますので、私は何としてもこれをかなえてやっていただきたい、このように考えております。したがいまして、京田辺市の乗降客、非常に多うございます。この間発表されましたそれによりますと、423万7,566名と伺いました。1日に1万1,610名の方が乗っておられます。これだけの人口がありまして、これだけの方が乗っておられます京田辺駅でございます。何としても私はかなえてやっていただきたい、このように思っておりますけれども、これにつきましてもう一度理事者のご答弁を賜っておきたい、このように思います。意気込みを私は聞いておきたい、このように思っております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 廣野副市長。 ◎廣野副市長 最終電車の京田辺までの延長の問題であります。 今、るる詳細に状況も含めてご報告、説明をいただきました。そのことを十分踏まえて、今後具体的にJR大阪支社との折衝に当たってまいりたいと、このように思っております。ただ、先ほど部長、担当者がお答えしましたように、これは沿線市町で構成いたします期成同盟会、ここを通じて要望活動をやっておるわけであります。それで、要望というのは単独の市で要望いたしましてもなかなかこれは、そこの町だけの要望であれば、公共交通の足の確保という観点からなかなかJRは動いてくれません。そういった意味で沿線の市町と共同しながら活動をしてきた経過があるわけです。その中で、京田辺市だけわがままなことを言うわけにいかないというようなこともございまして、木津までの延長をということを、全体的な要望をしておるわけであります。しかし、物事には順序があるだろうと。いきなり木津まで行かなくても、段階的に途中の駅までとりあえずやってくれというふうな手法は当然あるわけですから、したがってとりあえず、当面、京田辺駅までの延長というようなこと、京田辺市域への延長というようなことは、JRに対してこれまでから要望してきておりますので、さらにその要望活動は続けてまいりたいと、このように思っております。 踏切の問題でございますが、この問題は従前から何度も小林議員にも私の方からも答弁を申し上げておりますが、正直言いましてなぜ踏切の拡幅をしてくれないのかが理解できないわけですね、我々といたしましても。お金の問題ならお金を出すから、土地も提供するから、したがって腰がくびれたようになっているような、そういう踏切はたくさんあるわけですから。だからそこのところは何とかということを言うんですが、金の問題じゃないということで、もう一つJRの言う本心がわからないところがございます。しかし、京田辺のみならずよその町もようけそういった箇所がございますので、そのあたりJRの本当のところの本心を聞きつつ、前へ向くような形で引き続き粘り強く交渉してまいりたいと、このように思っております。以上でございます。     (挙手する者あり) ○上田登議長 小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 理事者のご答弁をいただきまして、ありがとうございました。JRの問題につきましては、片町線複線化促進期成同盟の立場もございますので、私はなかなか難しいと思います。しかし、とりあえず京田辺市まで来ていただきたいという、これは市民の多くの念願でございまして、その辺を要望していただきますことを重ねてお願い申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○上田登議長 これで小林喜代司議員の質問を終わります。 通告順位7番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 おはようございます。10番、緑政会の南部登志子です。通告書に従いまして大きく三つの質問を行いますので、明確なご答弁をお願いいたしたいと思います。 まず最初に、大きな一つ目としまして、大学のあるまちづくりについて5点お尋ねをいたします。 1点目、同志社大学文系学部の今出川校地への移転問題についてですが、昨年の3月に2013年度をめどに文系学部の今出川校地への移転が検討されているという報道が突如としてなされました。ちょうど3月議会中だったと思いますけれども、その報道を受けて当時の久村市長が急遽、議会が終わるころに同志社大学の学長さんとお会いになって、その計画についての確認をされたわけですが、残念ながら事実でありました。まだ大学将来構想委員会からの答申という段階ではありましたが、ご答弁の中でも恐らく移転という方向は揺るぎのないものであろうと、そういう方向で話が進んでいくであろうことが予測されるような状況でありました。寝耳に水の話であったということと、ちょうど包括協定を結んで1年ほどしか経過していないときでありましたので、市にとってもその衝撃は大変大きなものでした。 また、同志社大学が京田辺校地を開講されて20年以上が経過し、やっと大学と市だけではなく学生と市民との距離が近くなって草の根レベルでの交流も生まれ、さまざまな関係性が構築されつつある中で、ますます大学のある街としての発展が期待されるところでありましたから、市民の方々にとってもこの移転報道は極めて残念なこととしてとらえられているところです。そこで、この移転計画について、2013年度をめどに検討されているようですが、その計画の進捗状況といいますか、その具体的な移転時期や移転方法などがどのようなものになるのかをまずお聞かせいただきたいと思います。 2点目です。3点目とも関連してきますが、昨年の6月議会で私は文系学部が移転することの経済的損失についてお伺いをいたしました。当時の廣野助役にご答弁をいただいたわけですが、そのときのご答弁によりますと、普通交付税の約1億7,500万円の減少のほかに、地元や地域の業者さんに与える経済的損失が約22億1,000万円にも上るということで、結果として地元の業者さんからの市に対する市税収入に一定額の影響を受けるということが予測されるということでありました。文系学部が移転することで、地元の方々に大変大きな経済的損失を生じさせるだけではなく、市としても税収入の面で大きな損失をこうむることになるということで、私は早急に対策を講じるべきではないかということを申し上げました。 当時の廣野助役のご答弁によりますと、同志社大学と密に連絡、連携をとりながら地元の方々へも必要な情報についてはオープンにしていくということでございましたし、また必要な対策についても検討してまいりたいということでありました。それから1年が経過しましたが、地元の方々への情報開示や説明はどうされるおつもりでしょうか。また、マンション経営をされる方を始めとした地元業者さんのダメージを最小限に食いとめるための努力を、私は市としてするべきだと考えていますがどうされるおつもりであるのか、市としての見解をお聞かせ願いたいと思います。 3点目です。今、2点目で申し上げました内容と関連してきますが、地元へのダメージを最小限に食いとめるためにも、また、文系学部移転後の大学のあるまちづくりを行っていくためにも、大学があることの経済効果を試算すべきであると思います。そのためにも、学生の生活実態調査をしっかりと行っていくべきです。このことに関しましては2年前の6月議会で初めて提言をいたしましたが、そのときは難しくてできないというご答弁でありました。その後、翌年の3月になって文系学部の移転がわかり、6月議会で改めてこの経済効果の試算について再度必要性を訴えたところ、基本的にはそのように思っているということでありましたし、また、市が市民としての学生に対する行政を進める上で重要なことであると考えているとも述べられました。 ただ、その方法としては、大学などが行っているアンケート調査のデータを活用する中で分析し、まちづくりの基礎データとして生かしていく必要があると考えているということでした。私は、既に大学が行っているアンケート調査等を活用するのではなく、もっと専門的なレベルで最終的に経済効果を試算、算出できるような本格的な学生の生活実態調査を、それこそ大学のゼミなどと連携しながら行い、全庁挙げてそれをまちづくりに生かしていくべきだと考えておりますが、市としての認識はどのようなものでしょうか、お聞かせください。 4点目です。主に学研都市の研究所等で働いておられる外国人研究者のお子さんや、海外からの帰国者のお子さんが通うことのできる学校をということで、同志社国際小学校の開校が検討されており、本市もその候補地に挙がっているようですが、その具体的な計画がどのようなものになっているのか、また、京田辺市として国際小学校の開校の受け入れについてはどのようなお考えをお持ちであるのかをお聞かせいただきたいと思います。 5点目です。先ほども述べましたが、同志社大学が京田辺校地を開校して20年以上が経過し、学生と市民の交流活動も盛んになってまいりました。多くの方々のご努力があってのことだとは思いますが、やはりきゅうたなべ倶楽部を始めとする学生さんたちの情熱が大学や市、そして多くの京田辺市民を動かしてきたと言っても過言ではないと思います。包括協定が結ばれ、さまざまな取り組みが進められているとはいえ、果たして真の意味での市と大学の連携、協力体制はどうでしょうか。包括協定を結んでいながら、文系学部の今出川校地への移転を市のトップが新聞報道で初めて知るとは信じられないことであります。 移転報道を受けた後につくづく感じておられることと思いますが、大学がこの町にあることの意味は大変大きなことだと思います。本市のような郊外の住宅都市で、昼間人口率が100%を超えるなどという町は、なかなか存在しません。若い人たちが大勢町なかを歩いている、このことだけでも大いにまちを活性化し、イメージの向上に貢献しているわけであります。そうしたことをしっかりと認識しながら、大学との確かな関係性を構築することにこれまで以上に取り組んでいただきたいと思います。幸い、現在、同志社関連の職務を担当しておられる職員さんは本当に熱心に仕事に取り組んでおられますし、同志社の学生さんたちからの信頼も厚いようであります。 しかしながら、ほかの仕事との兼務という形になっていますので、大学のあるまちづくりにさらに取り組んでいただくためにはご苦労される部分もあるのではないかと思います。以前にも申し上げましたが、本来ならば大学に関係する部署があるのが望ましいのでしょうが、職員数等の問題で実現は困難だと思われます。そうした中でもできることとして、職員の相互派遣や大学内で市の窓口を設置することなどによってお互いの関係を深めることに一層取り組んでいただきたいと思いますが、そのお考えはどうでしょうか。 次に、大きな二つ目としまして、市南部地域について3点お伺いをいたします。 1点目です。これまで議会でも何度も質問されてきましたので詳細は述べませんが、ウェルサンピアの売却問題について、いよいよ当初の売却とされる期限が迫りつつありますので、国との話し合いはその後どうなっているのか、その状況についてお聞かせいただきたいと思います。 2点目です。昨日もほかの議員の方から質問がありましたが、コミュニティバスの運行についてお尋ねをいたします。 石井市長におかれましては、先日の施政方針演説の中でコミュニティバスのあり方について本格的な検討を進めていくということを述べられましたし、昨日のご答弁の中でも、本年度中にそのことを進めていくことを明らかにされました。そういうことであれば、早く協議会を立ち上げていただきまして、事業者、市、そして関係者等と一日も早く話を進めていっていただきたいというふうに思います。 特に、現在、本市におきましては二つのバス会社がそれぞれ路線を決めて運行をされています。北部を中心に運行されている京阪バスにつきましては本数も多く、また車いす等をご利用されている方に対応したバスも一定数導入されておりますが、南部地域を中心として運行されている奈良交通につきましては、利用状況や採算性の面から本数が少ないのが現状であります。そうした中で、高齢者の方が日常生活で利用しようと思っても、また、公共施設に行こうと思われてもなかなか利用できる時間帯にバスが運行されていないというのが現状であります。 また、そうしたことだけではなくスクールバスのニーズも高く、例えば多々羅地域にお住まいの小学生や園児たちが通学・通園に奈良交通のバスを利用しているという現実もあるわけです。本数が少ないですから、帰りはバスが来るまで学校や幼稚園で待機をして、それでバスに乗る、こういう毎日を送っておられます。さらに、天王地域にお住まいの小学生たちは、天王地域でバス自体がほとんど運行されておりませんので、帰りは二つほどに分かれてタクシーに乗って帰宅をされています。これは、不審者、変質者対策でもあるようですが、おうちの方もお仕事をされている方が多いということで、毎日交代でお迎えに行かれることも困難であることから、苦肉の策としてタクシーをご利用されているようです。それに、田辺中学校に通われる生徒さんたちは、雨の日も自転車で通学をされております。 こうしたことを考えてみれば、とりわけ南部地域におけるコミュニティバスの必要性は大変高いのではないかと推測されます。したがって、こうした市民の方、学生さん、児童の方たちなどの声も聞けるように市民の方々に協議会に参加していただいて、具体的な検討に入っていただきたいと思いますが、市としてはどのようにお考えでしょうか。 3点目、通学路の安全確保についてお尋ねをいたします。 以前にも議会で何度か指摘をさせていただきましたが、府道生駒井手線八幡木津線の道路状況は本当に危険きわまりないものとなっています。今も小林議員の方から少しお話がありましたが、生駒井手線に関しましては依然として走行するダンプの本数が多いですし、小学校前の信号が生駒側から来た場合に見えにくいということもあってスピードが緩められないばかりか、ひどい場合には信号無視までされてしまう車もあるほどです。この、小学校前の交差点だけの一瞬のことであったとしても、事故というのは一瞬にして発生するわけでありますから、しっかりとした安全確保を行っていくべきだと思われます。 また、先ほども言いましたが、南部地域の中学生は自転車を利用して田辺中学校へ通われていますが、地元の方は「京田辺市では一番狭い道を通って行っているのではないですか」とおっしゃっています。入学したてのころは、ヘルメットをかぶって通学をされている初々しい姿をお見かけすることもありますが、なれてくるとそうしたヘルメット姿も見受けられることは少なくなります。府道八幡木津線の同志社大学前も大変混雑しておりますし、一部拡幅されたとはいえ危険なままの箇所もあります。道路の改良はもちろんのこと、ヘルメット着用の義務化も含めた安全確保を進めていっていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。 最後に、大きな三つ目としまして、防犯灯の設置について市のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 最近、市内でのひったくり発生件数が増加しているだけではなく、同志社の学生による車への連れ込み未遂事件も発生しました。以前から、京田辺市は街灯が少ない、暗いという声をよく耳にしますし、特に同志社女子大学の方からもそういった面で不安をお持ちになっているということを聞いております。一度市内全域を総点検し、防犯灯や交通安全灯の設置を行っていくべきであると思います。 特に、区、自治会の境界線になっているところ、田畑等が続いているところなどは側溝があったりして別の意味でも危険性がありますから、そうしたところは市として責任を持って設置していくべきであると思いますが、いかがでしょうか。以上をもちまして第1回目の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河村市民部長。 ◎河村市民部長 緑政会、南部登志子議員の一般質問にお答えいたします。 大学のあるまちづくりにつきまして5点質問をいただいておりますので、順次ご答弁を申し上げたいというふうに思います。 まず1点目でございますが、同志社大学文系学部の今出川校地への移転時期と移転方法についてのご質問でございますが、同志社大学文系学部の今出川校地への移転につきましては昨年の3月に発表されたものでございますが、発表当時の大学将来構想によりますと、今出川にあります同志社中学校の移転が平成22年度に予定されておりまして、その跡地等を利用されて平成25年度までに文系学部1、2年生の今出川移転を行うこととされております。また、移転に当たりましては平成20年度から京田辺校地に新設されます生命医科学部、スポーツ健康科学部などの整備との関係から、部分的、段階的な移転もあるとされていますが、その後詳細な計画は進んでいないというふうに聞いております。今後も情報の収集に努めていきたいというふうに考えております。 次に、文系学部の移転が実現するとマンション経営者や商業者のダメージが大きいと。ダメージを最小限に食いとめる努力ということでございますが、同志社大学の文系学部の移転によりまして通学する学生数、下宿する学生数の減少により影響が出ると見込まれる地元業者等に対してどのように対応していくかという問題につきましては、現在のところ市として個別の事案への対応等につきましては考えておりませんが、まちづくりの上で大きな影響があることは認識いたしておりますので、京田辺校地での学部の新設や授業の編成などにより、トータルで京田辺市に通う学生数が減らないよう大学に要請するとともに、学生にとりましても住みたいと思えるような環境整備に努め、移転による影響が少なくなるよう配慮していきたいというふうに考えております。 それから、2とも関連するが、大学があることの経済効果を把握するため学生の生活実態調査を行い、それをまちづくりに生かすべきであると考えるがどうかというご質問でございますが、市といたしましても大学とそこに通う1万人以上の学生に関するデータはまちづくりを進める上で大変重要な基礎データの一つとして認識をいたしているところでございます。今後につきましては、経済的な影響はもちろん学生の活力をどのようにまちづくりに生かしていくかといった観点も含めまして、大学等と連携して必要な情報の収集、分析に取り組む必要があるというふうに認識をいたしております。 それから、同志社国際小学校の開校につきましての質問でございますが、(仮称)同志社国際小学校につきましては、大学副学長及び法人の事務部長から状況を伺いましたところでは、1クラス30人程度で1学年3クラス、6学年で540人規模で、外国人研究者の子供のほか帰国子女や地域の子供たちを集め、英語による授業も検討したいとのことでございます。また、用地につきましては約2万平方メートル必要というふうに見込まれておりまして、設置場所は京都府南部の学研都市区域内である京田辺市、木津川市、精華町を候補とされているとのことでございます。本市といたしましては、大学、女子大学もございますので、また国際中学校、高校との一貫教育という観点からも本市内での設置につきまして強く要望したところでございますが、まだ構想段階でもございますので学校法人の構想検討委員会で6月から年内にかけまして詳細を検討されるというふうに聞いておりますので、今後も情報の収集につきましては続けてまいりたいというふうに考えております。 それから最後に、大学との連携ということで職員の相互派遣や大学内での市の窓口設置というご質問でございますが、同志社大学との連携の成果につきましては包括協定後、スポーツや福祉、教育、文化など各分野で多様な交流が以前にも増して活発化しておりまして、全国大学まちづくり政策フォーラムの開催とそれに続く学際科目の開講やNPO、経済知力フォーラムの同志社大学経済学部教授陣による市内の中学生への経済学の講義などに見られますように、知的資源としての大学との交流、連携もこれからますます本格化し、今後大きな成果を上げていくものと期待をしているところでございます。同志社大学との連携に当たりましては、包括協定締結後に市も担当組織を整えまして、大学の方も京田辺校地に連携推進室を設置されるとともに、両者の部長級以上によります連携推進協議会を設けるなど、連携の強化を図っておるところでございますが、職員の相互派遣を行うまでには大学との間で機運が高まっていないところでございます。 また、大学内での市の窓口設置などの取り組みにつきましては、かねてからそのような考えは持っておりますが、現状では学生の間で大きなニーズがあるとは現在のところ聞いておりませんので、今のところは計画については検討しておらないということでございます。以上でございます。     (挙手する者あり) ○上田登議長 金辻総務部長。 ◎金辻総務部長 南部登志子議員の一般質問にお答えいたします。 大きな2番の市南部地域についての①、ウェルサンピア京都につきましては、現在の機能を安定的に継続していただくことが本市のまちづくりにとって重要であると認識をしております。このため、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構や関係機関に対して、現在の機能の存続をお願いするとともに情報収集に努めているところであります。整理機構におきましては、現時点では当該施設を譲渡予定施設として入札公告をされていないところですが、本市といたしましては今後とも、機構の動きに注視しながら関係機関との情報交換等を行ってまいりたいと考えております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 中澤安心まちづくり室長。 ◎中澤安心まちづくり室長 南部登志子議員の一般質問にお答えいたします。 南部地域について、コミュニティバスにつきまして、コミュニティバスの運行を実施すべきとお考えか、市の考えはどうかということにつきましてですが、コミュニティバスの運行や必要性を探るべく昨年から職員レベルで路線バス、福祉バス、スクールバスの状況調査及び近隣市町の実態調査を進めてきました。しかし、4月に新市長が当選され、バス交通の充実に対しコミュニティバス等の必要性について、市民ニーズの高まりや交通環境を十分配慮しながら積極的な検討を進めるよう指示されましたので、バスの運行の是非、路線系統のあり方、回数などについて今年度中に本格的な検討に着手してまいりたいと考えております。 防犯灯の設置につきましてですが、防犯灯につきましては人通りが多く人家が集中する場所については区、自治会の要望をもとに防犯灯を設置しており、危険箇所は減少してきております。しかし、区、自治会の境は人家もなく、夜間が暗く危険な箇所が多く存在しております。したがいまして各自治会と一緒に十分調査をしまして、通学路や人通りの多い箇所を優先的に毎年防犯灯の増設を行っていきたいと考えております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 木元教育部長。 ◎木元教育部長 南部登志子議員の一般質問にお答えをいたします。 私の方からは(2)の③、通学路の安全確保ということでご質問をいただいております。交通安全につきましては、学校においてPTAなどと連携した安全点検や地域パトロールを実施しており、この結果に基づき改善すべきものについては関係機関等への要望をするなど対応してきたところであります。これまでにも信号機の設置、交通指導員の配置、安全啓発の看板設置など、通学路の危険箇所などの改善に努めているところでございます。また、通学路の指定につきましては既存の道路の実情に応じて、あくまでも安全面を第一に考慮したルートを学校と保護者が連携をし、安全確認の後指定してきたところです。なお、自転車通学をする中学生に対してはヘルメットの貸与も行っております。以上でございます。     (挙手する者あり) ○上田登議長 南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 それでは、再質問に入ります。一問一答方式で行いたいと思います。 まず、大学のあるまちづくりについてのところなんですけれども、部分的、段階的な移転という可能性もあるというふうなお話をされていました。いずれにしましても同志社中学校が、平成でいいますと22年度に移転をされれば段階的な移行が考えられるということですが、以前の議会のときのご答弁でもありましたけれども、5,500人の学生さんが京田辺市に来られなくなるのではないかと。特に、京田辺市にお住まいの学生さんは1,800人ほどいらっしゃらなくなるのではないかということが数値として上げられていました。私、いろんなマンション経営者の方や不動産業者さんの方を回ってお話を聞きましたけれども、これぐらいの数はいらっしゃらなくなるのではないか、大体ほぼ適切な数字ではないかというふうなことをおっしゃっておられました。 今、ご答弁の中で、文系学部の移転が実現した場合にダメージが大きいので、学生数が減らないように要請をしていきたいというふうにおっしゃっていたんですけれども、具体的にどういう形で減らないような要請をされていくのか、ご答弁の中で見えてこないところがあると思うんです。それで、不動産業者さんにお伺いをしておりますと、どの不動産業者さんも同志社大学の学生さんで約4割から5割の方が下宿をされているというお話をされているんです。学生数を考えますと、相当数の学生さんが下宿をされているわけですけれども、京田辺では3,600人ぐらいでしたっけ、しか現在のところお住まいされていないわけですね。 そうすると、そもそも同志社大学は京田辺にあって、京田辺に通っておられても京田辺に住みづらいということで、よそに住んでおられた学生さんもいらっしゃったわけですね。そうなると、今出川へ移転してしまうと、ますます京田辺にお住まいいただく動機というものがやっぱり大きく欠けてしまうことになると思うんです。それで、その辺、具体的に減らないように要請されるということですけれども、どういうことを要請されようと思っておられるのか、もし具体的なことが決まっているようでしたら、ちょっとお聞かせいただきたいというふうに思うんですが。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河村市民部長。 ◎河村市民部長 学生の移転の関係のご質問でございますけれども、前回発表された時点では5,500人減少するという報道がされました。その中で、京田辺市に下宿されておられる方が1,800人ということでございますが、移転するということは事実でございますので、マンション経営者にとりましては多少なりの影響が出てくるというふうに思っております。ただ、これまでの連携を図っている中で、できるだけ京田辺市の学生が流出しないような対策ということで、大学側の方と協議を進めておるわけでございますが、一応向こうから提案をいただきましたことにつきましては、先ほどもご答弁申し上げましたように新しい学部が2学部新設されるということを聞いております。それと、そのほかに心理学部ですか、今言いました心理学部が大体600人程度の規模で京田辺市の方に来られるということを伺っております。 それと、大学将来構想の中におきましても、同志社側の方から提案いただいておりますのは、1年、2年生につきましては向こうへ行くわけでございますが、体育実技の授業を京田辺校地で行う、こういったことやまた文系の教養科目の実施、こういったことも検討していきたいということで伺っておりますので、こういったことから実質、学生数の推移につきましてはそれほど大きく変動しないのではないかなというふうに考えております。ただ、マンション経営者にとりましては多少の影響が出てくるというふうに考えておりますので、市といたしましてはできるだけ学生の方が京田辺市から通学したいというふうな、そういった魅力のあるまちづくり、こういったことでできるだけそういった流出を食いとめていきたい、このように考えております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 今、どういうふうに学生さんを、新しい学部をつくったりして流出を食いとめるかというお話をいただいたんですけども、これも昨年と余り変わらないような内容だと思うんですが、私、新聞報道で言われた数字を計算したときには、1万人を超える学生さんがいなくなるのではないかという計算がされたわけです。それで、新しい理系の学部ができて、体育等で使われて、それで1日5,500人が減るんじゃないかという当時の廣野助役のご答弁ではなかったかなというふうに記憶しているんですけれども、やっぱり5,500人ぐらいの方が減るということは否めないというふうに思うんです。どんなに体育実技で利用されても、クラブで京田辺校地を利用されるとしましても、体育の実技も毎日あるわけではないですし、文系学部の教養の授業も毎日、京田辺で実施されるわけではありませんね。学生さんたちもやっぱり効率よく授業を受けるために、特定の曜日に集中して京田辺へ来る、残りは今出川へ行く、そういう授業の選択方法をとってこられると思うんです。だから、この5,500人が昼間、京田辺市に来られないという、これをどういうふうに最小限に食いとめるかという。 今の抽象的な、魅力のあるまちづくりを進めていきますよというふうなご答弁では、やっぱりまだまだ先は暗いのかなというふうに思うんです。それで、早ければ2011年度ぐらいから文系学部の移転が始まるわけですから、目前に迫っているわけですから、この4年間の中でしっかりと魅力あるまちづくりについて、3番とかの問題とも関係してきますけれども、学生さんたちの生活実態調査をしっかり行っていただいて、人数を把握していただきたいというふうに思うんです。 それで、もちろん5,500人いらっしゃらなくなるわけですから、いろんな商工業者さんへのダメージというのも大きいですけども、特にマンション経営の方に関しては、不動産会社さんにお話を聞いてみますと勝ち負けがはっきりしてくるだろう、そして幽霊マンションが続出してくるのではないかということを予測しているというのは、どの不動産業者さんもおっしゃっておられました。それで、どういうところが勝ち残れそうで、どういうところが負けそうになるのかといっても、それはなかなか一概に立地条件だとかそういうことでは言えないというふうにおっしゃっていたんですけれども、幽霊マンションが続出してしまうと治安上の問題とか、またいろいろ新たな問題が出てくると思うんです。 既に転売の転売が今、マンションは始まっているらしいんです。どういう方が売り出されたマンションを買われるんですかというふうにお聞きしますと、京田辺に縁もゆかりもない遠方の方が学生マンションをお買いになると。それで、学生マンションを買ったけれども、ふたをあけて京田辺の事情をよく調べてみたら、何や、同志社大学の文系学部が移転するのかということで、またすぐにそれを転売されると。既にこういうふうな状況が不動産業者さんの間では出てきているわけです。にもかかわらず、まだ新しいマンションが建っているんです。興戸地域でも建っています。不動産業者さんに「これ以上マンション、建ちませんよね」ということをお伺いしましたら、「そんなことはありません」と。新田辺だと立地条件がいいから、新田辺周辺にはますますワンルームマンションが建ってくるでしょうということをおっしゃったんです。 それで、不動産業者さんの中には学生さんだけを対象にマンション、お住まいのあっせんをされてきた業者さんもありますけれども、それではやっていけないので一般の方にも門戸を広げていきたい、そういうことをおっしゃっています。だけれども、一般の方に門戸を広げたところで、一般の方に京田辺市、ワンルームで住みたいというニーズはそれほどないでしょう、マンション経営は本当にこれから厳しくなるというふうなことをおっしゃっておられます。私は、どんどんマンションが建っている中で、ワンルームマンションの建設の規制をかけられるかどうかわかりませんけれども、そういったことを市としてやっていくべきことも必要ですし、市民の方にワンルームマンションは飽和状態にあるんだということをしっかりとお知らせをしていただく、そういうことも私は必要なんじゃないかというふうに思うんです。その辺については現在のところどういうふうな認識をお持ちであるのか、ちょっとお聞かせいただきたいというふうに思うんですが。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河村市民部長。 ◎河村市民部長 マンション対策についてのご質問でございますけれども、現実にはそういった対策につきましては考えておらないわけでございます。ただ、今回の包括協定後に同志社が移転発表を行ったということにつきましては大変遺憾に思いまして、市の方からも申入れを行ったわけでございますが、これにつきましてはやはり大学の方も大学の全入時代ということで、そういったいろんな学生確保の道を探るための一つの方策として判断を下されたということでございますので、これによって当然、京田辺市のそういったマンション経営にも影響があるわけなんですが、これにつきましては特に、最近の情勢といたしまして少子化とか、そういった老朽化等の問題も出てまいりますので、それに伴いまして空き部屋等も当然発生するわけでございますが、市といたしましてはできるだけこういった周辺の環境、大学等のそういった状況等につきまして、いかに市民の方々に情報を提供するかということでございますので、その辺の情報につきましては十分、できるだけ早く把握いたしまして市民の方々に情報提供を図っていきたいというふうに考えております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 4年後ぐらいにはこの移転が始まりますので、やっぱり素早い対応をしていただかないと、取り返しのつかない状況が起こってくるのではないかなというふうに思いますので、その辺しっかりと対策をとっていただきたいというふうに思います。 それから、あと、クラブで京田辺校地を利用されるということで、クラブに入っておられる学生さんが京田辺に来られるということはある程度見込まれると思いますけれども、同志社大学ですのでスポーツ系のクラブというのはほとんど本格的なクラブ活動をされているところばかりだと思うんです。それで、圧倒的に多いのは、サークルが多いというふうに思うんです。テニス系のサークルだと、200以上サークルがあるというふうにおっしゃっていました。ウェルサンピア京都さんの方でテニスコートが10面あるわけですけれども、これの利用者の半分は同志社の学生さんだというふうなことをおっしゃっているんですね。こうしたサークルで利用されている利用方法についても、やっぱり食いとめる方法というのをしっかりと考えていかないと、現在は京田辺校に通っておられるのでウェルサンピアさんを利用されたり、あるいは京田辺の中のスポーツ施設を利用されたりということで、特にほかの自治体では一番利用者が少ない夕方の時間帯に、京田辺市の場合はサークルで施設を利用していただいたので、ほぼ朝から晩まで体育施設が満杯になっている状況でしたけれども、今後はそういったことも見込めなくなるわけですね。それで、これから体育館がどういうふうなあり方になっていくのかわからないですけれども、もし指定管理者制度とかそういう形で体育館の運営方式が変わっていくのであれば、やっぱりそうしたことの対策もしっかりと視野に入れながら行っていただきたいというふうに思うんです。 それで、現在でも同志社大学のサークルさんは今出川と京田辺の中間地をとって伏見とか八幡とか、そういうところでもサークル活動をされていたりするわけですけれども、やっぱり京田辺の施設をしっかり使っていただくということが京田辺の商工業者さんへのダメージも少なくすることになると思いますので、本当に多岐にわたると思うんですけれども、細かいところにまで目を配っていただいてしっかりとした対策をとっていただきたいと思います。だからこそ、私はやっぱり学生の生活実態調査をしっかりと行っていただくことが必要だというふうに思っています。 今のご答弁の中では、必要な情報の収集とか分析に取り組むというふうなことはおっしゃっていただきましたけれども、大学のゼミなどと連携しながら実態調査を行うというご答弁はいただけなかったわけです。私はこれ、今回で3年にわたって3回目、このことを申し上げているわけですね。やっぱりこのことをしっかりして、そして市役所の中でもいろんな課、全庁で取り上げ、取り組んでいただくこと、例えばこの実態調査を生かして三山木駅のまちづくりやとか、あるいは新田辺駅周辺のまちづくりとか、そういうことにも生かすことができるわけですから、この調査もしっかりと市として大学と連携をとりながらやっていただきたいというふうに思うんです。そのことについてはいかがですか。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河村市民部長。 ◎河村市民部長 アンケートの件につきましては、これまで大学の方で、生協でございますけれども、そういった生協の方でアンケート調査を実施しておられるということでございますので、そういったデータを参考にさせていただいたという経過があるわけなんですが、これからまちづくりをしていく上におきまして一つの基礎データ、基礎資料ということにもなりますので、その辺の必要性につきましては十分検討していきたい、このように思います。     (挙手する者あり) ○上田登議長 南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 市としてのダメージ、あるいは市民の方が受けるダメージを最小限に食いとめるために調査をしていただきたいので、アンケートとかそういうことではなく、また大学の生協が行っておられるのはあくまでも大学の生協側が学生さんのニーズをとらえるためにアンケート調査を実施されているのであって、質が違うと思うんです。だから、生活実態調査をやっていくという方向でぜひ検討していただきたい。職員さんの中でもそういうふうに考えておられる方もあると思いますから、そういうことをしっかりとお聞きしていただいて、そのことを進めていただきたいというふうに思います。このことについてのご答弁はもう結構です。 それで、4点目の同志社国際小学校の開校の件ですけれども、540人規模の方が京田辺市に来られるということで、学校が来られるということで、市にとってはイメージアップにつながるというところでは大変大きな要素があると思いますので、現在強く要望しているとおっしゃっていましたけれども、ぜひ前向きな検討をしていただけるようにお願いをしておきたいというふうに思います。 同志社の問題に関してはこの辺で終わらせていただきたいと思いますが、あと、職員の相互派遣というのもお互い、大学の求めておられるニーズとかを知るためにも職員さんが同志社大学へ行かれる、あるいは大学の職員さんが京田辺市役所に来られて、お互いの理解度を深めていくということも必要だと思いますので、まだ機運は高まっていないようですが、今後考えていただきたいなというふうに思います。 それから、ウェルサンピアさんの売却問題についてですけれども、これは当初、入札に入ると言われていた時期は大体長くなってきていますね。ウェルサンピアさんの件なんですけれども、売却されるだろうと最初の段階で言われていたところからは、公告をしておられないということで、予定が延びているというふうなことで解釈していいんでしょうか。     (挙手する者あり) ○上田登議長 金辻総務部長。 ◎金辻総務部長 ウェルサンピアのことでございますけれども、整理機構が設立をされまして、機構の売却の完了は平成22年9月30日をもって完了するとされてきたところでございます。それにつきまして、今のところ入札公告がされていないということでございますので、ウェルサンピア京都につきましては優良施設となっておりますので、後半の部分になろうかというふうに考えております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 当初の話では、優良施設なのでいち早く買い手がつくから売却されるのではないかというふうに予想されていたわけですけれども、逆に優良施設やから後半になっていくということですね。ウェルサンピアさんの方もまだ売却の話が具体的に進んでいないということで、2年後ぐらいまでの修学旅行生はずっと予約を入れておられるような状況です。地元の方、ウェルサンピアの方にお話をお伺いいたしましても、今のままの状況で残していただくことが一番望ましいというふうにおっしゃっています。今のところ、ウェルサンピアをどうするのかという住民の方からの具体的な動きは見えていないわけですけれども、住民の方、それからウェルサンピアの方々としっかり情報交換をしながらこのことについても取り組んでいっていただきたいと思うんですね。 特に、ウェルサンピアさんは今あちこちで売却が始まっていますので、もともとは転勤の多いお仕事で全国各地、皆さん、何年かごとでご勤務されていたわけですけれども、売却される可能性があるということで、今、方針として職員さんを極力地元へ戻すという人事をとっておられます。ですからこのウェルサンピア京都に関しては、京都にお住まいの職員さんをどんどんこちらに帰してこられているという状況ですので、ウェルサンピア京都がなくなれば職員さんの失業問題とか、そういったことも出てくるということですので、しっかりと情報交換をしながら適切な対応をしていっていただきたいと思います。 また、前にも述べましたけれども、ウェルサンピア京都さん、かなり地元の業者さんを使っていただいています。そうしたことでの一定数の影響も受けますし、同志社の学生さん、市民の方も利用されておりますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいというふうに思います。これも要望しておきます。 それで、コミュニティバスの件ですけれども、協議会を立ち上げていただくべきだというふうに思うんですが、これのめどについては。協議会を立ち上げていただくべきだと思っているんですけれども、それについては具体的な検討に入っておられるんですか、ご答弁の中ではなかったんですけど。     (挙手する者あり) ○上田登議長 中澤安心まちづくり室長。 ◎中澤安心まちづくり室長 コミュニティバス関係の協議会ということでございますが、私たちは今コミュニティバスの必要性などについて本格的な検討をやろうとしておりますので、その中で必要があれば協議会も設置していかなければならないということも浮かび上がってくるかと思うんです。そういうことでございます。     (挙手する者あり) ○上田登議長 南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 協議会を設置していただいて、コミュニティバスのあり方についてしっかりと議論していっていただきたいと思います。 それから、通学路の安全確保についてなんですけれども、いろいろご努力いただいていることはいろんな方から聞いて知っています、普賢寺小学校に関しては交通指導員さんも配置されておりますしね。だけど、やっぱりあそこの信号、生駒から来た場合に、ほとんど信号が見えないんですね。児童が巻き込まれるだけじゃなくて、交通指導員さんも横断歩道のところに立ってこういうふうに指導されたりしているわけですから、危険な可能性も指導員さんにとっても私はあると思うんです。あの信号の位置は何とかならないかということで、2年ほどにわたって私は田辺署の方ともずっと話をしてきたわけですけれども、若干、生駒方面から通っておられる児童さんがいらっしゃるということで、あの信号、横断歩道は移動できないというふうな事情がありました。その子供さんたちが今も通っておられるのかどうか私はわかりませんけれども、あの位置がちょっとずれるだけで信号がしっかり見えると思うんです。 1時間あそこの交差点に立っていただいたら本当によくわかるんですが、物すごい勢いで、学校自体が見えないんですよ、生駒から来た場合。寸前になって学校があるということに気づいて、信号があるということに気づくような状況ですから、本当に危険な状況です。それで、スピードもばんばん出しておられます。信号も無視されますし。本来ならバイパスが早く完成すればいいわけですけれども、当面できる可能性としてその信号機、横断歩道の位置というのも考えられますので、また現場を見ていただいて対応策を考えていただきたいというふうに思います。 それから、中学生の通学に関しましては、ヘルメットの着用を義務づけておられるような状況ではないですね。当初、最初の4月、5月ぐらいは新しい制服を着た中学生の人がヘルメットをかぶってはるんですけど、夏になったら暑くなるのか、ほとんどかぶっておられませんし、親御さんにお話を聞いていますと、校門の前だけでぴゅっとかぶって、それで入っていくというふうなことをしている生徒さんたちもいらっしゃるようです。だけども、府道八幡木津線、非常に危ない状況が続いておりますので、ヘルメットの着用をしっかりと義務づけるとか徹底化、大きな事故が起こってからでは遅いですので、そういうことに取り組んでいただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。     (挙手する者あり) ○上田登議長 木元教育部長。 ◎木元教育部長 普賢寺小学校の点滅信号の位置がということなんですけれども、これにつきましては以前、設置をするときに一定、そういった協議をされてあの場所になったというふうに伺っておりますので、そこがということになればまた再度そういうふうな形でやる必要があるのか、また公安委員会の方がそういう形で以前に決定されたものがそう簡単に修正ができるか、ちょっとその辺は勉強をさせていただきたいなというふうに思います。 それと、中学生のヘルメットにつきましては市の方から貸与というような形でやっておりますけれども、これにつきましては自分の身を守るために市の方からそういった貸与をしている以上、やはり本人の意識もそういうふうにということで、学校の方からもう一度そういった意識の徹底というんですか、そういうことを指導させていただきたいというふうに思っております。以上でございます。     (挙手する者あり) ○上田登議長 南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 普賢寺小学校前の信号と横断歩道のことなんですけど、これは2年ほど前に普賢寺幼稚園の保護者会の方からも警察の方に要望が出ていたんです。もちろん幼稚園に子供さんを通わせている親御さんにとったら、目の前に横断歩道があった方がいいということでそういう要望をされたみたいですけれども、ニーズとして多くの方が横断歩道、信号をちょっとずらしていただきたいというふうに思っておられますので、しっかりと保護者の方とお話をしていただいて要望をみきわめていっていただきたいというふうに思います。これもご答弁は結構です。 最後、防犯灯の設置についてなんですが、私、この質問は多分3回目ぐらいかなというふうに思うんですが、区とか自治会と協力しながらやっていくというご答弁でずっと来ているわけです。それで、前もお話しさせていただきましたけども、ちょうど昨年の6月議会で言いましたが、原田町長がいらっしゃった時代の話ですが、区、自治会というのは区域内を主体として要望されるので、境界域、それから主要道路については町でもって対応していきたいと、原田町長の時代にそういうふうにご答弁されたことがあるというふうにお聞きをしております。先ほどご答弁の中でもおっしゃったんですけれど、どうしても人家が集中しているところ、人通りの多いところというのは当然要望として上がってきますね。でも、問題はそうじゃないところの電気、あるいは旧村なんかに入りますと側溝がたくさんあります。側溝によってはふたもされていませんし、1メートル以上の大変深い溝もあちこちに見受けられます。そういうところに全く電灯もないというところも見受けられるんです。そこは全く市民の方が生活道路として利用されていないのかというと、そういうわけではないんです。そういうところにこそ市が責任を持って防犯灯、あるいは交通安全灯というのを設置していくべきじゃないかと思うんです。 例えば府道八幡木津線にしましても、大変大きな道路ですけれども、薪のあの踏切の付近、夜通ってみてください、真っ暗です。前のときも言いましたけれども、電気1本ありませんので本当に真っ暗です。それで、すぐ横が田んぼになっていたり溝になっていたりしますので、あそこも極めて私は危険性が高くて、今まで何事もないのが不思議なぐらいだというふうに思っています。ですから、市としてそういう市民の目が行き届かないところは市として責任を持って市内のチェック、総点検をしていただいて、責任を持って設置をしていただくべきだというふうに思いますので、市長も安心、安全なまちづくりということをおっしゃっておられるわけですから、ぜひこのことに取り組んでいただきたいというふうに思うんですが、いかがですか。     (挙手する者あり) ○上田登議長 中澤安心まちづくり室長。 ◎中澤安心まちづくり室長 区、自治会のところから離れたところといいますか、そういった境目のところなどの防犯灯ということでございますが、そういったところでありましてもそこを歩く人がいるかいないのかとか、そういったことにつきましては自治会等がありますので、その全体をずっと回って歩かれているのか歩かれていないのかとかいうようなことを調べるのには、やっぱり地元自治会なり区なりの協力も得なければならないと、そういうことでございますのでよろしくお願いいたします。     (挙手する者あり) ○上田登議長 南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 私、田辺署の方とお話をさせていただいたんです、ひったくり件数が増加している最近の状況はどうですかということを尋ねて。それで、どういうことをおっしゃったかというと、ひったくりをされる方は駅とかそういう周辺ではされない傾向になりつつあると。恐らく駅からずっと後をつけていって、最初は3人とか5人とか帰っておられる後をつけていって、1人道で曲がられて1人減り、それで2人とか1人減り、最終的に1人になりますね。そこをねらってひったくりをされている確率がかなり高いんじゃないかというのが最近の状況だというふうなことをおっしゃっているんです。だから、旧村へ入れば入るほど、人通りが少ないところになればなるほど、ひったくりの件数も高くなっているというふうなことをおっしゃっていました。 現在、田辺署としては昨年度、1月から4月の間で12件のひったくりが発生したんです。これは緊急事態だということで、このことを受けて急遽パトロールを強化されました。その結果を受けて、1年で19件のひったくり発生件数に抑えられたんです。最初の4カ月間で12件発生していて、あとの8カ月間で7件しか発生しなかったんです。今、警察の方ではこういうふうに市民の方の安全、安心を守るためにパトロールを強化する、こういうことについて取り組んでいただいているわけです。だから、市としてもやはり市民の安全を守るという観点から市内を一度総点検していただいてもいいと思うんです。全域というと確かに大変かもしれないですけれども、区と自治会の境目とか田畑が多いところとかは限られておりますから、1週間あれば見ていただくことができると思うんです。私たちでも市民の方から要望があれば、何時にどこそこが暗いと言われたら、その時間に見に行って確認をしているわけです。 ちょっと時間が過ぎましたけれども、例えば12時ぐらいまでだとお店も営業されていますから明るいところが、12時を過ぎたらお店、営業を閉められまして暗くなります。そういう話を聞けば、私たちも夜中12時過ぎてからそこを見に行っています。電車は、近鉄に関しては最終、1時近くまで新田辺に戻ってきますから、歩いておられる市民の方もいらっしゃるわけです。せっかく安心まちづくり室というのができているわけですから、やっぱり責任を持って取り組んでいただくべきじゃないでしょうか。どうでしょうか。     (挙手する者あり) ○上田登議長 廣野副市長。 ◎廣野副市長 ご指摘のとおりだと思っております。それで、先ほどの室長の答弁もその境目は市で対応させていただくということを申し上げたわけであります。ただ、その調査等々について役所の人間だけがやる方法もありますけども、地元の事情をよくご存じの方のご協力もいただきながら調査すると、こういうふうに申し上げたわけでございますので、先ほどの南部議員の、同志社大学の学生さんが住環境、住みやすいまちづくりという観点からもやはり学生さんの通学路等々について積極的に市として対応していきたいと、こういうふうに思っております。 ○上田登議長 これで南部登志子議員の質問を終わります。 この際休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。 △休憩 午前11時45分 △再開 午後1時30分 ○上田登議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 通告順位8番、河本隆志議員。 ◆河本隆志議員 民主党議員団、河本隆志でございます。 初めに、4月22日の地方統一選挙で市長に就任されましてまことにおめでとうございます。今後、市民の皆様の声を市政に反映していただき、京田辺市の発展に尽力されますことを期待しております。私もさきの地方統一選挙におきまして市民の皆様の信託を賜りまして当選させていただきました。新人でございますので至らない点があり、大変ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、精いっぱい頑張ってまいりますのでどうぞ皆様よろしくお願いいたします。 私は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校と学生時代をこの京田辺市で過ごしてまいりました。今回の選挙を通じまして、今までと違った形でこの町を見ることができました。高齢化の進んでいる地域や坂道が多い場所に建てられた新興住宅地、若い方々が移り住んでこられた地域を回りまして、多くの市民の皆様方の声を聞くことができました。現在は公共サービスに対する意識の向上に関心が多く向けられ、市民の皆様のニーズにしっかりと対応したまちづくりを推進していく時代になってきております。 京田辺市におきましては子育て環境の評価が非常に高く、他方の地域住民の皆様方からも高い評価をいただいております。そこで、一つお尋ねしたいのは子育て支援についてですが、現在、この京田辺市役所内には来庁者用のベビールームがありません。そこで、ぜひ来庁者用及び勤務者双方が利用できるベビールーム、障害者対応施設の検討をよろしくお願いいたします。 私は学生時代に、京田辺市の保育園で約5年間アルバイトをしておりました。当時、私がアルバイトしているときは待機児童の数が多く、保育園に預けたくても預けられない保護者の方々がたくさんおられました。近年、各保育所の増築、定員増員において待機児童の数が減少したことに大変敬意を表します。しかし、児童の定数がふえたことによって保育士の負担がふえているのではないかと思います。確かに法定内での保育士の人員は確保できているかもしれませんが、実際の現場では子供たちに隅々まで目が届きにくいことも多々あります。 子供たちがお遊戯をして遊んでいるとき、そして絵をかいて集中しているとき、給食を食べるとき、園庭で遊ぶとき、トイレに行くとき、まだまだありますが、そういう場合に補助的な仕事ができる保育士がいれば子供たちの小さな変化に気づくこともできます。子供たちと接する時間もふえてきます。私も経験がありますが、もう少し保育士さんにこの状態で手伝ってもらえればなと思うこともありました。しっかりと子供たちと接することができますし、その保育士さんがいればスムーズに子供たちにしっかりとした対応がその場でできるということを思うこともありました。 そして二つ目の質問に入りますが、保育士の補助をするパート、アルバイトの増員などについて市はどのようにお考えでしょうか、お尋ねをします。 次に、保育士さんの育児休業についてお聞きいたします。 民間の保育園では現在、パート、アルバイトを募集しても募集が見つからないという状況になっていると聞いております。職業安定所に募集をしても、正規社員ではなく臨時としての保育士業務であるために応募が極端に少ない現状もあるようです。私の知り合いの保育士さんも含めまして、育児休業に入られる方もいらっしゃいます。このような状況で育児休業に入る保育士さんが保育園で2人、3人と重なる場合、かわりの保育士さんを見つけることは非常に困難であります。一方、国では育児休業を推進していまして、現場との温度差があるのではないかと思われます。募集しても見つからない結果、派遣会社を経由して職員を確保するということもあるそうです。派遣社員では賃金も高く、経費がかかり過ぎてしまう問題も生じています。市といたしまして、何かよい対策があればお答えください。 次に、通学路について質問させていただきます。 府道八幡木津線の交通量の増加に伴い、小中学生の安全な通学路が減少しています。田辺中学校の通学路では、電柱を避けるために車道に出なければいけない場所もあります。この場所は以前から危険であると言われております。実際に自動車との接触事故、髪の毛が自動車のミラーに絡みついた接触事故もあったという報告も聞いております。同志社の学生もこの通学路を多く使用されております。中学生からも自動車、自転車が多くて大変危険であるという実際の声も聞いております。大きな事故を防ぎ、通学路に使用する学生はもちろん市民の安全を守る義務として、今後、市はどのような対策をお考えですか。どうかお聞かせください。 次に、山手幹線開通に伴う通学路の安全対策についてお聞きいたします。 薪小学校に通う児童が登校する通学路に山手幹線が開通します。今まで以上に交通量がふえることと見込まれております。通学路を通って府道八幡木津線に抜けようとする自動車も多少出てくると考えられます。通学する子供たちの安全面を考えて何か対策があればお聞かせください。 そして、最後になりますが、先日も本日もコミュニティバスについての答弁がありましたけども、私からも一つコミュニティバスについて質問させていただきます。 コミュニティバスもことしから本格的に検討するということですけども、私も選挙中いろいろなところを回っておりまして、坂道の多い地域、そして高齢者の方々が多く住まれる地域もあります。そういった方々、やはりコミュニティバス、そして市役所管内に向かうバスが欲しいという声を多く聞いております。ぜひ前向きな検討をよろしくお願いいたします。私の1回目の質問は以上です。ご清聴ありがとうございました。     (挙手する者あり) ○上田登議長 金辻総務部長。 ◎金辻総務部長 民主党議員団、河本隆志議員の一般質問にお答えいたします。 1番の子育て支援についてのうち、市役所庁舎におけるベビールームや障害のある方々への対応設備の整備についてでございますが、これまでもおむつ交換シートや人工肛門等を増設された、いわゆるオストメイト対応の設備を一部のトイレに設置したほか、点字案内板の設置など、来庁される方々への利便性の向上を図ってまいりました。ベビールームにつきましては市の関係行事の際に、必要に応じ一時的に対応するという事例がございますが、庁舎での常設となりますと、現状においては設置スペースや人員体制など安全面を確保する上で幾つか課題がございます。早期の対応は難しいところですが、将来的に必要となる大規模改修を見据えた中で対応を検討してまいりたく考えています。今後ともこうした設備面の改善だけではなく、来庁者への職員からの声かけなどの対応といった職員意識の喚起もあわせながら、利用しやすい市役所づくりに向けて努めてまいりたいと考えております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 小林保健福祉部長。 ◎小林保健福祉部長 河本隆志議員の一般質問にお答えいたします。 子育て支援についての中の②の、各保育所の定員増員において待機児童の数は減少したが、それに伴い保育士の人数が不足していると思われる、保育士の増員について市の考えはどうかということでございます。保育所の保育士の数につきましては、児童福祉施設最低基準第33条第2項におきまして年齢別に定められており、基準に基づいて配置をしているところでございます。今年度4月の入所につきましては定員を超えて入所している保育所が多くありますが、基準に基づきました配置をしており、不足はしていないと考えております。 ③番目の、国では育児休業推進を進めているが、現場では女性職員が育児休業に入るとかわりの職員がいない状態になっている保育所もあるが、市の対応はということでございます。通常の場合、職員が産前産後休暇及び育児休業に入る場合は代替の職員を配置しているところでございますが、以前、かわりの保育士が見つからず、一定期間そのようなことがございました。しかし、保育所の職員体制につきましてはふだんから柔軟な対応ができるようフリー職員等を配置しているところであり、そのような事態が生じても保育に支障を来すようなことはないと考えておりますが、代替の職員につきましては速やかな配置ができるようさらに努めてまいります。     (挙手する者あり) ○上田登議長 木元教育部長。 ◎木元教育部長 河本隆志議員の一般質問にお答えをいたします。 (2)の、通学路についてということで2点いただいておりますけれども、1点目の、府道八幡木津線の道路幅員が狭く危険な箇所が多く存在するということでございますけれども、府道八幡木津線につきましては特に興戸地区内を始めとして歩道の未設置箇所も多く、当該道路にかわる通学路の確保も困難な状況にあることから、これまでにも市としてPTAなどからの要望を受けて関係課と連携の上京都府への要望を行ってきておりますが、残念ながらまだ進展していない状況であります。今後とも学校や家庭におきまして、生徒・児童に対する安全指導をより徹底して行ってまいりたいと考えております。 ②の山手幹線開通に伴いという関係のご質問でございますけれども、既存の道路が新たに整備される山手幹線と交差する箇所につきましては、本市の関係課と京都府とが協議を行い道路整備が進められているところでございます。現状の薪小学校の通学路において、山手幹線と交差する4カ所の交差点のうち1カ所は立体交差となる予定であり、その他の平面で交わる交差点3カ所については、地元区の要望も受け信号機の設置を京都府警察本部に要望しているところでございます。山手幹線整備に伴う通学路については信号機設置の可否を見守り、本市の関係課と調整の上、学校と保護者とが連携をして確認しながら安全面への配慮を第一に考えたルートの選定をしていきたいと考えております。以上でございます。     (挙手する者あり) ○上田登議長 中澤安心まちづくり室長。 ◎中澤安心まちづくり室長 河本隆志議員の一般質問にお答えいたします。 コミュニティバスの運行についてということでございますが、公共交通におけるコミュニティバスの導入に関しましては昨年から職員レベルで路線バス、福祉バス、スクールバスの状況の調査及び近隣市町村の実態調査など、一定のまとめを進めてきたところです。しかし、4月に新市長が当選され、バス交通の充実に関しコミュニティバス等の必要性について、市民のニーズの高まりや交通環境を十分に配慮しながら積極的な検討を進めるよう指示されたところでありますので、バス運行の是非、路線系統のあり方、回数などについて今年度中に本格的な検討に着手してまいりたいと考えております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河本隆志議員。 ◆河本隆志議員 2回目の質問に入らせていただきます。一問一答方式でどうぞよろしくお願いいたします。 先ほどの1番の子育て支援についての回答なんですけども、臨時でベビールームを配置する対応を今とられていると思いますけども、早期に子育てされるお母様方、お父様方、やはりそういった子育てに優しいまちづくりをしていくこの京田辺市といたしましては、早くにこのベビールームを開設することが必要かと思われます。現在もトイレの方におむつシート、交換対応の施設がございますけども、やはりこういった授乳をする場合にはこういうおむつを交換する場所だけでは不十分だと思います。こういったところで、今後、市としては早期のベビールーム建設についてどうお考えかお答えください。     (挙手する者あり) ○上田登議長 金辻総務部長。 ◎金辻総務部長 子育てをされているお父さん、お母さんたちを支援していくベビールームの開設についてのご質問でございますが、おっしゃっていただいているように、支援をしていったり授乳をする場合にご支援をするということも非常に大切なことだというふうに認識をしております。ただし、ベビー、赤ちゃん、子供さんたちをお預かりする場合にはやっぱり安全にお預かりをしなくてはいけませんので、その現状においては先ほども申し述べましたように設置スペースや体制の確保というのが非常に困難な状態でございますが、しかし、職員からの声かけ、例えばお困りのご様子であれば一時的に授乳の場所を確保して、お声かけをしていくということは可能でございますので、十分お母さんやお父さん方のご意見を聞かせていただきながらご支援をしてまいりたいと、このように考えております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河本隆志議員。 ◆河本隆志議員 回答ありがとうございます。職員の意識の向上、これは市長もおっしゃられていましたように今後の大きな課題となっていくと思います。私もこのベビールーム開設だけではなくて、やはりそういった職員の心遣いも今後の市のまちづくりには大切だと思っておりますので、敬意を表します。 そして次の、各保育所定員増員についてのパート、アルバイト定員の増員はないのかという質問なんですけども、私も現場で経験がありますように、一つ一つの子供たちの行動にはやはり保育士のきめ細やかな対応が必要だと思います。おトイレに連れて行くときに、5人、6人の児童たちを一斉に見る場合があります。そういった中で、1人のお子様が尿を違うところに排せつしてしまう、こういったときに衛生面で早急に殺菌作用、そういった掃除の処置がとられます。こういったときに職員がそちらに集中してしまいますと、ほかの子供たちの保育に従事できない。それと、やはり安全面でも一瞬目を離したすきに子供たちが転倒する、そして角に頭をぶつけたりするという事故も起きております。こういったところで、現場からの声ではありますけども、やはり補助的な人員というのは必要かと思います。これについて理事者のお答えをどうぞお答えください。     (挙手する者あり) ○上田登議長 小林保健福祉部長。 ◎小林保健福祉部長 保育所の乳幼児等の定数については法定定数に基づいて対応しているところでございますが、今、議員の方に言っていただいておりますアルバイト、パート等の増員等についてでございますが、それは職員の法定定数等の関係で臨時職員はそれに充足するために採用しています。ただ、今、議員が言っておられるようなことに対しては、それ用には採用をしておりませんが、各保育所にはフリー職員を配置しております。これによって対応をしているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河本隆志議員。 ◆河本隆志議員 今も答弁がありましたように、フリー職員を配置しているということをお伺いしておりますが、先ほども私の答弁でありましたように、なかなか現場の保育士さんたちはその場その場の対応に困っていることも多々あります。こういったときにフリー職員が対応するということはやはり重要ではないかと思いますし、このフリー職員という考えがこれから保護者の方々、現場の保育士さんにしっかりと認識してもらえるような職員体制を望んでいきます。 それともう一つ、雇用の問題なんですけども、これは民間保育園においてなんですけども、職員を募集しても本当に今募集が集まらないという状況であります。派遣会社に依頼をしなければ、職員、保育士さんが見つからないという状態であります。派遣会社に依頼するということは、人件費におきまして約2倍から1.7倍、8倍の賃金がかかってまいります。私の考えといたしましては、それだけの賃金を払うのであればもう1人保育士さん、補助的な職員をふやすことが考えられます。こういった面で、民間の保育園は多大な経費の使い道に困っておられると思いますけれども、市の対応といたしましてこれから子育てをしっかりと支えていくこの京田辺市、これからもこういった問題が出てくることと思いますけども、そういった対応に今後どういうふうな考えを示しておられるのかお聞かせください。     (挙手する者あり) ○上田登議長 金辻総務部長。 ◎金辻総務部長 雇用の確保という点でのご質問でございますので、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。 河本議員おっしゃっているように、非常に保育士さんたちの確保は難しゅうございます。それで、私どもの各保育所の臨時的な任用職員は、調理師もまざっておりますけれども、4月1日現在で138名の確保をしているところでございます。それから申しましても、ハローワークにお願いをしたり各先生方にお願いをしたり、それから学校の方にOBさんを通じてお願いをしたりということで大変苦労をしております。そういう中で保育士さんたちの賃金の改正をしていくということも大事でございましたので、この平成19年4月1日から賃金改正も行ったところでございます。働く環境の整備をしていくとともに、働いていただいた方にも十分にご意見をお伺いをしながら保育士さんの確保に努めてまいりたいと考えております。以上です。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河本隆志議員。 ◆河本隆志議員 これも保育士さんの確保とほぼ同じなんですけども、昨年保育士さん、育児休業にかわられる保育士さんのかわりがいなかったということも起きております。この保育士の確保の問題とともに、これからもますますふえてくると思いますけども、市として、今聞いておりますのはフリー職員のほかに登録をしていただいている方もおられると聞いておりますが、いざ育児休業にかわられる時期にそういった方々に依頼をして、保育士として働いてくださいとこちらから要請をかけても、違う職業についておられてなかなかタイミングが合わないということも聞いております。こういったところで、市といたしまして今後、先ほども言ったとおり私の知り合いも含めまして保育士さんの育児休業に入られる方が多数重なる保育園がございます。これから、昨年みたいに一定ではありますけども、保育士のかわりがいないということが起きないように今後、市としてしっかりと対応を行っていってほしいと願います。 次に、通学路について質問させていただきます。 先ほども答弁がありましたように、私も田辺中学校の通学路の電信棒が出ている地域におきましての交通事故、接触事故、この事例を聞いております。そして、その中で今、府とも協議して検討していっていると答弁がありましたけども、何かほかにハード面、建設的な面、そして通学路を何か迂回する方法、そういった点はお考えではないのでしょうか。どうぞお答えください。     (挙手する者あり) ○上田登議長 木元教育部長。 ◎木元教育部長 通学路につきましては、学校と保護者というんですか、PTAと役員とで一応指定というんですか、このルートが安全であるという、今、狭隘な道路だということでありますけれども、私もこの道を通って田辺中学校に通学をしておったということで、時代は全く違いますけれども、そういった関係でその時代から何ら拡幅ができていないということで現在に至っておるのかなと。ただ、そういった形で山手幹線が一定整備をするというのが20年にできるというお話も聞いておりますので、一定、交通量についても分散をされていて、もう少し交通量が減るということなどがございますということで、そういった形であくまでも学校と保護者の方でルートを決めていただくというのが現状というんですか、そういうふうな形で通学路を指定していただくという形になっておりますので、これは既存の道路上をそういった通学路という名称で、あくまでも使わせていただいておるという形になっておりますということでございます。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河本隆志議員。 ◆河本隆志議員 以前から、そこの地域の危険性というのは私もお伺いしております。しかし、先ほども申しましたように接触事故というのが報告されていないだけで、私は市民の方々からそういった耳を受け取ったのは事実でございます。これは真に受けとめていただきたいと思います。 それで、もう一つなんですけども、やはり同志社の学生がそこの道を通る、膨大な学生の数が通る時間帯もあります。そういった中で、中学生たちは大変困っているという声も聞いておりますけども、やはりその場が通学路になっておりますので、その場を通って帰る学生さんたち、中学生が多い、それは事実でございます。先ほども申しましたように、今まで通学路、そしてPTAの保護者の方々とその通学路を通ることを協議されていると申しておりますけども、市としては危険なのか、それとも今までこの通学路を利用していたから大丈夫なのかという考えなのか、そこをお聞かせください。     (挙手する者あり) ○上田登議長 木元教育部長。 ◎木元教育部長 絶対安全というような形ではないと思います。ただ、先ほども言いましたように学校と保護者とで一定、通学路の指定というんですか、そういうもののルートを一定判断をされると。ただ、私どもとしては安全面を最優先にお願いはしたいですけれども、距離との兼ね合い、それから高低差の兼ね合い、その辺も合わせてやはり保護者並びに学校としても、その辺も勘案された中でやむを得ずそこを指定されておるというような形になっておるのが現状であるというふうに思っております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河本隆志議員。 ◆河本隆志議員 ありがとうございます。なかなか改善困難な通学路ということが理解できました。しかし、前向きなこれからの検討をよろしくお願いいたします。 通学路についてもう1点お尋ねいたしますが、山手幹線の開通に伴いまして薪小学校に現在登校しておられる通学路を横切るという形になりますけども、私もその通学路を通っておりました。山手幹線が開通することによりまして、やはり抜け道としてちょうど通学路を利用する車が出てくるのではないかと思われます。そういった中で、ここは通学路だというような標識、そして道に何か印をつけるといった対応はお考えでしょうか、どうぞお聞かせください。     (挙手する者あり) ○上田登議長 木元教育部長。 ◎木元教育部長 安全対策ということで、そういう標識ができるのかどうかと。 看板類であれば一定整理ができるであろうということで、道路交通標識というような形では設置はなかなか難しいのではないかなというふうに考えております。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河本隆志議員。 ◆河本隆志議員 車に乗っておられる方は、何もないところでスピードを出すという傾向もあると思われます。できるだけわかりやすい、今ここは通学路、児童が多く通っているという標識なり看板なりをどうぞ設置していただきたいと要望いたします。 それと、山手幹線の開通に伴いまして、現在使用されております手原川の横の側道も交通量が減るという考えであるとございますけども、交通量が減ることによりまして、自動車を運転する方がスピードを出しかねないということも起きてくると思います。私もあの道を利用することがありますけども、暗くなると小学生、そして通行の方が歩いているという認識をするのが大変難しい道路になっておりますけども、今後小学生たちが通学する通学路、これもありますけども、通行する方においても何か安心、安全な対策をとられるのかどうかお答えください。     (挙手する者あり) ○上田登議長 森本建設部長。 ◎森本建設部長 市道管理をしております建設部としてお答えをさせていただきます。 今ご指摘をいただきました件は当然、今後起こり得るという話でございまして、車というものはたくさん通れば危ないですけれども、お互いが遠慮したりスピードを落としたりという配慮がございますが、車が少なくなりますとどうしてもスピートを出しやすい、これは道理でございます。今のご指摘のことにつきましては、現在の通学路でもございますので、現場を十分調査いたしまして本市としてとれる安全対策はとってまいりたいと。当然、看板等の設置につきましても教育委員会とも十分協議をいたしまして、効果的な方策があれば対処してまいりたいというふうに考えています。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河本隆志議員。 ◆河本隆志議員 こちらも先ほど同様、わかりやすい看板等の設置というご回答をいただけましたので、前向きな検討をよろしくお願いいたします。 最後に、コミュニティバスの運行についてなんですけども、先日も先ほども答弁なされましたので私の方からは数点だけお伺いしたいと思います。 やはりコミュニティバスを望む市民の方々の声は多少なりとも私も聞いております。ただいま500メートル以内にバス停の設置がされている箇所、多々ありますけども、その中で坂道、そして高齢者の住んでいる地域、こういったところの500メートルというのは普通の私たちが歩く速度、そして道の態勢などからいたしまして大変困難であると思われます。私、この選挙を通じまして本当にいろんな方々からお話をお伺いしましたけども、このコミュニティバスの要望は大変多かったです。これから、今年度中に市といたしまして本格的な検討に入ると市長の方もおっしゃられました。ぜひ市民の声を聞いていただいて、そしてバス路線の編成もあります。山手幹線も開通いたしますし、この本庁におきましても循環するバスもふえてくると思います。そういった中で、今通っているバスと連携をしてコミュニティバスをお考えなのか、果たして今コミュニティバス単独で循環している地域がありますけども、それと併用して考えておられるのか。それか、それとは別にこのコミュニティバスというのが検討されているのか、その1点だけお聞かせいただきたいと思います。     (挙手する者あり) ○上田登議長 廣野副市長。 ◎廣野副市長 誤解があったらいけませんので、私が登壇させていただきました。 コミュニティバスの導入、その可否等々について積極的に検討せよという指示が市長から担当部署におりております。私もその場に同席をいたしました。コミュニティバスの導入ありきではございませんので、そこのところを誤解のないようにしていただきたいと。もちろん、今、議員ご指摘のように路線バスがございます。それから老人福祉センターへ循環しております福祉バスがございます。それからスクールバスもございます。こういった既存のバス交通、こういったものを総合的に再度点検いたしまして、そして機能分担を的確にやりながら、しかも市民の方々、実は今議会でもたくさんの方々がこのコミュニティバスに関する質問をしていただきました。かねてからもございます。 しかし、一方では私ども行政担当者の方に、例えば区、自治会等々からコミュニティバスを走らせてくれという具体的な要望は一件もないという実態があるわけです。しかし、今回の選挙を通じて市長自身も多くの市民の方々からそういう生の声を聞かれたことも事実だと思います。そして、皆さん方もご同様でございます。そういったことで、コミュニティバスの運行に対する要望が強いんだろうなということは私どもも認識はしておるわけでありますけども、しかしそのバスの動線をどうするのかと。 そして先進の市町さんがございます。私が住んでおります城陽市も盛んな議会等々からの要望がございまして、そして導入に踏み切りました。やんやの喝采がございました、その当時。今、ほとんどだれも乗っておりません。がらがらバスでございます。必ずしも、それはやっぱりどこかに問題があると。例えば動線の問題、運行回数の問題、いろいろ問題はあろうと思います。 したがいまして、私どもは原則的にはコミュニティバスをもちろん導入するということを視野に入れながら、そして既存の路線、いろんなバス会社の運行路線、それからその他の交通手段、そういったものを総合的によく審査し、そして市民の方々のニーズが本当にどこのあたりにあるのかということをよく調査いたしまして、そして具体的な検討に入りたいと。それで、午前中の話にもございましたけれども、その過程の中では当然まずそういう実態調査、ニーズ調査をした上で市民の方々、あるいは当然議会の議員の方々も入っていただいた検討会を立ち上げていく、そういう段取りでおるわけでございます。ご理解いただきますように。     (挙手する者あり) ○上田登議長 河本隆志議員。 ◆河本隆志議員 ありがとうございました。ぜひ前向きな検討、そしてニーズという言葉が出てきましたけども、しっかりとそのニーズに対応した政策、そして試案をどうぞよろしくお願いいたします。私の質問は以上で終わらせていただきます。 ○上田登議長 これで河本隆志議員の質問を終わります。 お諮りいたします。6月16日及び17日の2日間は議事の都合により休会にしたいと思います。ご異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○上田登議長 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 以上で本日の議事日程は全部終了しました。 これで散会いたします。 なお、次回は6月18日午前10時から会議を開きますので、議場にご参集願います。 本日はご苦労さんでございました。---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                議長    上田 登                署名議員  増富理津子                署名議員  櫻井立志...